
寒さの厳しい日が続いております。会員の皆様には、今年も引き続き感染症等の対応をされているところ、連盟活動にご協力いただきありがとうございます。
令和元年12月に中国湖北省武漢市で発生した原因不明の肺炎で始まった感染症は、翌年1月16日に国内発生1例目、1月28日に道内で初めての発生(武漢市からの旅行者)がありました。以降、北海道・政府による緊急事態宣言などを経験し4年目の対応になります。
この間、北海道看護連盟は役員・支部長の皆様の協力のもと活動してまいりましたが、集合でコミュニケーションすることの重要性を実感する機会となりました。 昨年は、長年にわたり看護連盟が取り組んできた課題の一つであり、「現場の声」で最も要望の多かった『看護職の給与体系の見直し、法改正』が実現しました。令和4年11月18日、人事院が国家公務員医療職俸給表(三)の級別標準職務表改正を交付し、この給与体系見直しが、全国的な医療従事者給与改善の波及につながります。
看護師の給与は、他医療職(医師以外)の給与上昇曲線と比較して、30歳を過ぎる頃から極めて緩やかになり、50歳代では他医療職と比べで月に5~10万円程度低くなります。いわゆる「寝たきり給与」と言われています。
今回の見直しでは、看護師長・高度な知識経験を持つ看護師の給与のランクを上げることになりました。看護師としての経験を積み、責任が大きな立場になると、それに見合って給与が上がる仕組みになりました。
人事院の発表により、全国の医療機関・施設等が看護職の給与のあり方を見直し、看護の専門性と役割の重要性に見合う給与体系と処遇改善を実現する機会を得ました。 さて、当連盟活動は後期に入り、第2回支部長会議、都道府県別会議、北海道東北ブロック看護管理者・看護教育者等政策セミナーを札幌市内で開催しました。その後は新型コロナウイルス感染症再拡大に伴い、令和5年1月開催予定の「新春の集い」、「特別講演会」を中止といたしました。
北海道看護連盟は、これからも看護を応援してくださる団体・議員の皆様との信頼関係を大切にして、会員皆様の「現場の声」を国政へ届けてまいります。
令和元年12月に中国湖北省武漢市で発生した原因不明の肺炎で始まった感染症は、翌年1月16日に国内発生1例目、1月28日に道内で初めての発生(武漢市からの旅行者)がありました。以降、北海道・政府による緊急事態宣言などを経験し4年目の対応になります。
この間、北海道看護連盟は役員・支部長の皆様の協力のもと活動してまいりましたが、集合でコミュニケーションすることの重要性を実感する機会となりました。 昨年は、長年にわたり看護連盟が取り組んできた課題の一つであり、「現場の声」で最も要望の多かった『看護職の給与体系の見直し、法改正』が実現しました。令和4年11月18日、人事院が国家公務員医療職俸給表(三)の級別標準職務表改正を交付し、この給与体系見直しが、全国的な医療従事者給与改善の波及につながります。
看護師の給与は、他医療職(医師以外)の給与上昇曲線と比較して、30歳を過ぎる頃から極めて緩やかになり、50歳代では他医療職と比べで月に5~10万円程度低くなります。いわゆる「寝たきり給与」と言われています。
今回の見直しでは、看護師長・高度な知識経験を持つ看護師の給与のランクを上げることになりました。看護師としての経験を積み、責任が大きな立場になると、それに見合って給与が上がる仕組みになりました。
人事院の発表により、全国の医療機関・施設等が看護職の給与のあり方を見直し、看護の専門性と役割の重要性に見合う給与体系と処遇改善を実現する機会を得ました。 さて、当連盟活動は後期に入り、第2回支部長会議、都道府県別会議、北海道東北ブロック看護管理者・看護教育者等政策セミナーを札幌市内で開催しました。その後は新型コロナウイルス感染症再拡大に伴い、令和5年1月開催予定の「新春の集い」、「特別講演会」を中止といたしました。
北海道看護連盟は、これからも看護を応援してくださる団体・議員の皆様との信頼関係を大切にして、会員皆様の「現場の声」を国政へ届けてまいります。
令和5年1月
北海道看護連盟 会長 武田洋子